Ancon アンコン / 分割キーボード用チェアアーム

ANCON / CHAIR-MOUNTED KEYBOARD ARM

Ancon.分割キーボードを、
椅子へ。

左右のキーボードを、椅子の肘掛けに。リクライニングしても手元の位置を保てる、分割キーボード用チェアアーム。

FORM FOLLOWS POSTURE Anconの構造を示す生成した3D製品イメージ
3D製品イメージ / 生成画像
01 / REAL PRODUCT, MEASURED DESIGNCOFO CHAIR PRO / TESTEDSCROLL TO EXPLORE ↓

THE DESIGN / 3D VIEWER

設計を、4つの視点から。

全体構成から角度・位置の調整まで、画像を切り替えて構造を確認できます。5番の「別売り拡張パーツ」からは、マウスカバーなどの説明へ進めます。

Anconの3D設計ビュー・全体構成3D MODEL / 01 — 04
定価 / 左右セット¥17,320
05別売り拡張パーツ
全体構成

椅子への固定からキーボードの保持まで、構成を立体的に確認できます。

3D画像は設計データの描画です。実物写真とは区別して掲載しています。適合寸法と角度の可動域は下部の仕様をご確認ください。

THE IDEA / HOW IT MOVES

椅子に付く。
姿勢に沿う。

机ではなく肘掛け支柱に固定することで、体が動いたときもキーボードが手元に残ります。

  1. 01
    支柱をクランプ

    椅子本体に穴を開けず、角型の肘掛け支柱に取り付けます。

  2. 02
    左右を別々に保持

    分割キーボードを片側ずつ、腕の位置に合わせて配置します。

  3. 03
    姿勢と一緒に動く

    背もたれを倒しても、机上のキーボードへ手を伸ばす必要がありません。

取り付け条件を見る
椅子にもたれた立体マネキン。01は手元の分割キーボード、02はマネキンの右手、03は肘掛け支柱への固定位置を示します。

左右の手元にキーボード。片側ずつ肘掛けで保持。
机に置かずに使えます。

もたれても、手元に。背もたれを倒した姿勢で、
キーボードに手を添えられます。

肘掛け支柱に固定。角型支柱をクランプ。
穴開けは不要です。

  1. 01
    分割キーボードを、左右の手元に。片側ずつ、両方の肘掛けで保持。机にキーボードを置く必要がありません。
  2. 02
    もたれても、手元に。背もたれを倒した姿勢で、キーボードに手を添えられます。
  3. 03
    肘掛け支柱にクランプ。角型の支柱を挟んで固定。椅子本体への穴開けは不要です。
3Dモデル風イメージ / 生成画像実際の製品形状は、実物写真と3D設計ビューでご確認ください。

なぜ作ったか

キーボードアームは10製品以上ある。
分割対応は、ひとつも無い。

エルゴトロン、サンワサプライ、Bauhutte、FLEXISPOT、StarTech.com。調べただけで10製品以上ありました。すべて一枚板のトレイです。
分割キーボードは、左右を離して別の角度に向けられることに意味があります。一枚の板に並べた時点で、分割である理由が消えます。
左右を独立して保持する製品は、見つけられませんでした。

板の幅で間隔が決まる 従来:一枚板のトレイ
従来:角度は左右まとめて1つ、間隔はトレイの幅で固定。
間隔も角度も別々 Ancon:左右独立
Ancon:肩幅も、チルトも、テントも、片側ずつ決められます。

相性

最近の分割キーボードほど、よく合う。

無線になった。軽くなった。トラックボールが載った。
ここ数年の分割キーボードは、机から離れる条件をすでに満たしています。足りなかったのは、置き場所だけです。

横にスワイプ · 4項目

  • 完全無線

    ケーブルが体と椅子をつなぎません。倒しても引っ張られない。有線だと、この使い方は成立しません。

    相性がいい例 — Cornix LP / Keychron Orca echo / moNa2
  • 軽い本体

    アームは片持ちです。載る重さが小さいほど、たわみません。ロープロファイル機は特に有利です。

    相性がいい例 — moNa2 / Cornix LP
  • トラックボール内蔵

    マウスを置く面が要りません。机が完全に不要になります。右アームの外側も丸ごと空きます。

    相性がいい例 — Keychron Orca echo / Keyball / moNa2
  • 左右が完全に分かれている

    肩幅も、チルトも、テントも、片側ずつ決められます。分割である利点が、そのまま出ます。

    分割キーボード全般
そしてもうひとつ。モニターとの距離が、やっと足りる。

厚生労働省のガイドラインは、ディスプレイを眼から40cm以上離すよう求めています。ところが天板にキーボードを置くと、体は天板の縁まで寄ります。奥行き60cmの机なら、キーボードの分だけ視距離が削られる。手元とモニターの距離が、机の奥行き1本で決まってしまう。

Anconはキーボードを天板から降ろします。体を引ける。モニターは奥へ押せる。打つ位置と、見る距離を、別々に決められるようになります。背もたれを倒せば、さらに離れます。

出典 — 厚生労働省「情報機器作業における労働衛生管理のためのガイドライン」

テンティング内蔵の機種も増えました。
ただしそれは、机の上での解決です。
Anconは、机ごと外します。

ここに挙げた機種名は、相性の説明のために出したものです。現在ケースを用意しているのは Cornix / Cornix LP のみ。他機種はケースを設計すれば載りますが、まだ作っていません。対応機種は下の着脱セクションでもご案内しています。

できること

上下の角度も、左右の傾きも、
片側ずつ決められる。

机に付けるアームは、体と机の距離が変わらない前提です。背もたれを倒せば、その分だけ手が遠くなる。
肘掛けのアームは体と一緒に動きます。倒したまま、同じ位置に手が乗る。机取付では代替できないのは、この一点です。

アームの動き。上下の角度(チルト)を段階的に起こし、続いて左右の傾き(テント)を内側に起こしていくアニメーション。
実設計データから作図上下と左右、それぞれの動き。止まる位置は歯で決まっていて、その途中では固定できません。
  • 上下の角度(チルト) 0° / 15° / 30° / 45° / 60° 5段階

    手前を下げて、奥を起こす向き。肘掛けの高さのまま、手首の角度だけを変えられます。

  • 左右の傾き(テント) −30° / −15° / 0° / +15° / +30° 5段階

    内側を持ち上げて、手のひらを向き合わせる向き。前腕をひねらずに置けます。

15°ごとに、カチッと止まります。ドッグクラッチの歯数は24枚。締め込む力の強さで角度がずれません。左右は独立なので、片方だけ変えて試せます。

止まる位置を、数字で

中間角度では歯どうしが衝突して入りません。設計データ上の干渉計算で、7.5°では 1,590mm³ の干渉、15°では 0mm³。段階的に止まること自体が、この機構の性能です。

チルトのマイナス側(手前を起こす向き)は使えません。−15°で riser_R と tilt_arm_R が 184mm³、−30°で cross_bar がアームレストに 4,220mm³ 干渉します。

ポジションは assembly_check.py で15°刻みに全ペアの干渉を走査した実測結果です。テントの走査範囲は ±30° までで、それを超える角度は「未検証」であって「不可」ではありません。

DETACH & GO / 着脱できる手軽さ

椅子から外して、
そのまま持ち出す。

専用ケースをデッキに取り付け、キーボードは簡単に着脱。ケースとアームを椅子に残したまま、キーボードだけを取り外せます。机で使いたいときも、外へ持ち出したいときも、すぐに次の場所へ。

デッキに取り付けた専用ケースに、分割キーボードをセットした実物写真01 / SET
ケースにセットして、椅子で使う。ケースがキーボードを保持。いつもの手元で作業できます。
キーボードを取り外し、専用ケースとデッキを椅子に残した実物写真02 / TAKE AWAY
キーボードだけ外して、持ち運ぶ。ケースはデッキに取り付けたまま。アームごと外す必要はありません。
REAL PRODUCT PHOTOS / 実物写真

椅子での作業から、机での作業へ。外出時はキーボードをバッグへ。使う場所を変えても、Anconの取り付けはそのままです。

現在の対応機種:Cornix / Cornix LP。キーボードの形状に合う専用ケースが必要です。ほかの機種への対応は、ご購入前にご確認ください。

買う前に測る

付くかどうかは、定規1本で判定できる。

必要なのは肘掛けの支柱まわりの寸法だけです。椅子を買い替える必要はありません。無償配布の適合ゲージSTLを刷って当てるだけでも判定できます。

約100.5 25以上 29.1–37.1 パッド 支柱
正面図。色を付けた範囲がクランプの噛む場所です。カバーや段差、ボルト頭があると付きません。
幅 29.1–37.1 奥行 約55 支柱の水平断面 (左右から挟む)
水平断面。29.1〜37.1mmは、設計データ上で開き量を振って干渉を検証した実計算値です。条件はこの断面だけで、アームレストが何Dかは関係ありません。

横にスワイプ · 4項目

  1. 1
    支柱の幅 29.1 – 37.1 mm

    肘掛けを支えている柱を、正面から見たときの幅。

  2. 2
    支柱の奥行 55 mm 前後

    同じ柱を横から見たときの厚み。

  3. 3
    パッドの幅 100.5 mm 前後

    アームがパッドの脇を通るので、極端に広いと干渉します。

  4. 4
    パッド下面から 25 mm 以上 のまっすぐな露出

    出っ張りなく柱が見えていること。ここをクランプで掴みます。

測った数字を送ってください。こちらで判定して返します。

4つの数字(と、わかれば椅子の機種名)を送ってもらえれば、付くか付かないかをこちらで判断して返します。費用はかかりませんし、そのまま購入の話になるわけでもありません。

合わない椅子の寸法も集めています。付かなかったという報告は、こちらにとっては次の設計の仕様書です。ダメだった場合こそ送ってください。対応を広げる順番は、集まった数字で決めます。

4項目すべて当てはまった方は、寸法を送らずに通知登録だけで結構です。宛先は同じで、件名に「通知希望」とだけ書いてください。

送り先 → ancon.kbd@gmail.com
先に言っておくこと(3件)

4Dアームレストの可動域はほぼ無くなります。装着状態での干渉スイープによる実測で、左右スライド ±1.2mm、水平回転 ±0.6°、前後スライド 8mm。4Dである必要はありませんが、4Dの調整を日常的に使う方には向きません。

動作確認できている椅子は COFO Chair Pro だけです。他機種は上の4項目を満たす支柱断面であれば装着できますが、こちらで確認したわけではありません。測ってから判断してください。

材質は3Dプリントの樹脂です。PETG と PLA+ の使い分けで、荷重がかかるクランプ部は PETG。金属削り出しの部品ではありません。

OPTIONAL ACCESSORIES / 別売り拡張パーツ

必要なものを、あとから。

マウスを使う面も、カバーの置き場所も。
使い方に合わせて、Anconを拡張できます。

本体セットとは別売り
キーボードにカバーを被せる前と、カバー上にマウスを置いた状態を比較した設計画像
3D設計イメージ / マウスカバーの使用例

01 / MOUSE COVER

キーボードの上を、
マウスの居場所に。

キーボードに被せて使うカバーです。カバー上の面をマウス用のスペースとして使い、手元で操作を切り替えられます。

使わないときはカバーを外して、キーボードをいつもの状態へ。

別売りアクセサリー
添付STLから描画した、右側riserの取付パッドとカバースタンドの組み合わせ。青灰色がriser、淡い金色がスタンド
実モデルから描画 / 青灰色:取付先・淡い金色:スタンド

02 / COVER STAND

カバーの置き場所を、
アームの外側へ。

右側アーム外側の取付パッドに取り付ける、カバー用のスタンドです。取り外したカバーを手元のそばに収められます。

取付先のriserとスタンドは、実際のモデルデータに基づいて表示しています。

別売りアクセサリー
各パーツの3D形状を見る
右側riserの外側パーツと取付パッドのSTL形状
取付先のriser外側のパッドに拡張パーツを取り付けます。
カバースタンドのSTL形状
カバースタンド取付パッドに接続するスタンド本体。
キーボードカバーの裏側から見たSTL形状
キーボードカバー裏側の形状。被せるための立ち壁を確認できます。

NEXT / 今後の拡張例

飲み物や小物も、手の届く場所へ。

ドリンクホルダーなど、右側の取付パッドを使った拡張を考えています。用途に合わせて、椅子まわりをさらに使いやすく。

ドリンクホルダー今後の拡張例

現在販売しているパーツではありません。仕様や提供時期は、決まり次第ご案内します。

別売りパーツの価格・提供時期・組み合わせは、メールでお問い合わせください。

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MADE TO ORDER

月に作れるのは、4〜6セット。

個人で一つずつ制作しています。ご希望の方は、お早めにご相談ください。
税込17,320円・左右セット。実物写真と購入のご案内は、購入ページへ。

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定価 17,320円(税込・左右セット) 受注生産 · 月4〜6セット
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